日常における感染予防策
- 患者さん本人と介護者の手洗い、マスク着用などを励行しましょう。
- 規則正しい生活・栄養摂取・保清を心がけましょう。
- ハイリスクな場所(3つの密:換気の悪い密閉空間、多数の人が密集する場所、近距離での会話や発声)を避けましょう。
- ステロイド等も含めて普段の治療は継続してください。不安のある方は自己判断で中断せずに主治医と相談しましょう。
※意思疎通の困難な患者さんでマスクを着用する時は、マスク着用により口腔内の分泌物や顔色の観察が困難になる場合があるので注意しましょう。
発熱などの症状があり、感染が疑われる場合には
- 病院を受診する前に主治医や保健所と相談してください。感染が疑われる方の診察を行うには病院側にも一定の準備が必要です。
- 排痰・吸引処置を行う場合はエアロゾルが発生するため、十分な換気をして、介助者はマスクや眼の保護を行い、前後の手洗いなどの処置を必ずしましょう。
※エアロゾルとは固体または液体の微粒子が空気中に浮遊している状態(霧のようなもの)で、通常の飛沫(2m以内に落下)に比べ、離れていても吸い込んだり眼などの粘膜に付着したりして感染を引き起こす可能性が高いと言われています。
- 在宅人工呼吸療法を行っておられる方は、常に居室の換気を行い、介助者は排痰処置の時と同様な対応をしましょう(エアロゾルが発生するため)。
- 居室で介護者が飲食することも避けましょう。
感染しない・周囲に広げないよう気をつけながら、普段の療養をしてください。
特別支援学校での感染対策について
こちらのリンクをご参照ください。